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反米保守の害   思想

  1. 1. 日米安保の障害
  2. 2. 勧善懲悪
  3. 3. 日米分断
  4. 4. 人権国家
  5. 5. 米国の良さ

米国は見られを非常に気にかける国です。戦前の米国は孤立主義などと批判されましたが、現在は親米国との協調路線を採っています。日本政府は日本人が考えるほど協調重視でもなく、デンマークには安倍首相が行ったけど、インドもインドネシアもフィリピンも台湾もポーランドも頭から無視。日本と米国の態度は全く違うので、米国の態度は米国の態度としてきちんと認識する必要があります。

三島さん森田さんのヤルタ会議云々の文言が現在も有効なら、反米保守の言い分も多少はわかる。しかし昨年ブッシュがヤルタ会議は間違いだったと批判したことで完全に過去のものとなっていますので、ヤルタ会議は考えから外して良いし、小筆が三島さん森田さんを批判したことにも当たらないと考えます。もしかしたら三島さん森田さんのおかげで現在の米国の姿があるのかもしれない。ヤルタ会議とは要するに強者による世界支配の約束です。

1. 日米安保の障害

現在の米国はそういう米国ですから、日本の中に僅かな反米派と多数の親米派が存在することを完璧に理解しており、「日本の親米保守を見殺しにするのか」などと議事録にもよく登場します。こういった場面で特に意味もなく、私見を言えば浅はかな自己主張のために足を引っ張っているのが反米保守の存在です。

私は日米安保を信用していません。これは「米国が動かないであろう」という意味ではなく、動かない可能性を考慮して振る舞うことが当然であるという意味です。国家の命運は条約の紙切れ一枚や、ライスの口頭の宣言ひとつに委ねられるほど軽いものではなく、この点は日本も米国も同様だからです。ただそれとは別に、なるべく日米安保が有効になるように振る舞わなくてはならない。ここが反米保守とは全く違う。戦略的な思惑は当然として、それが同盟国に対する礼儀であろうと僕は思っています。相手がアメリカでもパラオでも同じ事です。

2. 勧善懲悪

きっと反米保守は米国が悪だと言いたいんでしょう。であれば、国際社会と国家運営についての定義を明確にして欲しい。僕が考える国際社会の悪とは、既存の取り決め(条約・宣言・合意・国際法)を破ることです。国家運営の悪とは、国民の生活と財産を守る努力を怠ることです。戦後60年どちらか片方でも米国が犯したことがあるのでしょうか。米国はたしかに国連分担金を払ってないし、米国大使の無法者ぶりは世界に鳴り響いている。米国人はフットボールをサッカー、アメリカンフットボールをフットボール、アルミニウムをaloominum、ジャムをゼリーと呼ぶ。しかしそのような違いでアメリカをけなすのは、ちょっと狭量じゃないかな?

北朝鮮のミサイル発射時、麻生大臣が口火を切った敵基地先制攻撃論がありました。
「撃たれるまで待つわけではない」
というやつ。あれはどの辺から有効になるのでしょう?ほとんどの戦争において宣戦布告と初撃は同時ですから、つまり勝てるのであれば、今すぐ中国を攻撃しても、敵基地先制攻撃として全く問題ないと考えます。
「宣戦布告されるまで待つわけではない」
米国のイラク攻撃や、イスラエルのイラン攻撃も、タイミングとしてかなり早い敵基地先制攻撃論に過ぎないわけですよ。よく後になって

「あのとき潰しておけば」
「でもあのときは潰す口実が無かった」

という話になるでしょ。つまり悪い方の結末から振り返れば、口実の有無に関わらず脅威の元を叩くことが最も正しい。これは方便や擁護で言っているのではなく、世のマキャベリストが全員確実に同意する点です。日本も本来このように振る舞わなくてはならない。このような立場に立つと、近視眼的で庶民的な感傷に国家の命運を委ねる日本国がいかにも怠けているように見え、米国やイスラエルより遙かに劣って見える。先述したように僕は国民の生活と財産を守る努力を怠ることを国家運営の悪だと考えていますから、米国と日本のどちらが悪かと言えば、自国といえども日本が悪と言わざるをえない。

3. 日米分断

反米保守が親中派と見なされるのは、破綻した安全保障論によって日米分断を図るからであって、米国か中国かの二元論からではありません。安全保障として筋が通り、日本のそれなりの未来を描けるのなら、誰もこのような批判はしないでしょう。フラーという神学者がこんなことを言っています。

結婚前は両目を開き、結婚後は片目を閉じろ

同盟も同じ事です。日米が全く同じ価値観を持っているのなら、とっくに一つの国になっています。少し違う点は当然ある。日本国民の中にも違いは当然ある。でも同盟国なんだから、両目を開いてあら探しをするなよ( ´ ー ` )と漏れは言いたい。あら探しして何をしたいのか。破棄したいのか。破棄して何をしたいのか。ガキが正論競争やってるわけじゃないので、そこに明るい未来を築けないなら、しょうもない陰口に過ぎず、中共のスパイと言われても仕方がない。

4. 人権国家

今ちょうど「反日」日本人の正体という本を読んでいて、ここに拉致被害者家族連絡会の蓮池さんの対談が掲載されています。

「ええ。米国は手を広げて、懐を開けて我々を待っていてくれた。そして話を聞き、「あなた方のためなら何でも協力する」と言ってくれているんです。彼らは北朝鮮とは一対一では交渉をしないと明言している。国際協調の中でやって行かなければ意味がないと考えています。それなのに日本は当事者意識がなく、飛び込んで行けない。」

「たとえばアーミテージ副長官は、私に「アメリカはどうしたらいいかアドバイスしてくれ」とまでおっしゃったんです。しかし我々は一介の市民ですから、何か言ったからといって国際関係がすぐに動くわけではない。これは非常にもどかしいです」

僕は人権についてやや懐疑的な面を他の方よりだいぶ多めに持っていますが、少なくとも自国文民の人権を守らない民主国家を民主国家と呼べないことは明らかです。だから日本人としては非常に有り難い対応だし、他国人、たとえば韓国人に対して自分が同じ対応を出来るのかと考えると、近年の米国の人権国家としての態度が徹底されていることに尊敬の念も抱く。口だけなら何とでも言えるけど、米国は実際やっているからね。ちなみに僕の中では韓国人は人に非ずということで整理が済んでいますので、米国を偉大だとは思いますし、日本も何かあれば米国人に対して同等以上の対応を取るべきだとは思いますが、韓国人に対して同じ対応を取るべきだとは考えていません。因果応報の理は世界秩序が依って立つべきところであります( ´ ー ` )

5. 米国の良さ

米国本土へは二回行きましたので、米国の悪い部分も普通の人よりは多少知っています。したがって米国が素晴らしい国だと言いたいわけでもありません。そこはunited statesだから好きな州も嫌いな州もあるし、米国については日本的な価値観を排除して、米国としての良さを見つけなくてはいけない。漏れはだいたい子供が英語を話してること自体が既に面白いから、米国では何見てもだいたい面白いけどな( ´ Д ` )y-~ ハッキリ言って米国には

日本に対して威張れる物はナニもねえ( ´ ー ` )

僕はどちらかというと人が好きなんです。世界でも五本指が入る凄腕のハッカーが大勢いるし、彼らのひたむきな探求心は尊敬に値する。なぜか全員生意気だし、いつも誰かが難しい顔をして一発狙ってる。その空気がなんつーかすげえ、惚れる。人間ああでなくてはいけない。あれは何だろうな。日本語と違って言語の幅が狭いから、皮肉的な表現が発達したのかな。生活の全てがアメリカン。アメリカだから当たり前なんだけどね。同盟国の悪い点はあまり言わないけど

ぉぃまじでポップコーンしかねーよ(;´Д`)y-~

と思ってもそれがアメリカだから。ポップコーンとコーラから十分な栄養を摂取できない下等生物は帰ってくれ。日本は世界最高の生活先進国だから何事も日本を基準に考えてはいけない。オーストラリアだってロクなもんじゃない。単純に良い国と言えるのは枢軸国(日独伊)ぐらいのもんだよ。その社会しか持ちえない固有の面白さを感じることが重要で、その点アメリカは息できないくらい面白い。米国の面白さは貧乏の面白さにかなり近い。たぶん反米保守ってのはコンプレックスに凝り固まった、何事も優劣で判断するつまらない人間なんじゃないかな。

BlogMode speed member / 2006.11.23 06:11

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