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ディープインパクトのドーピング問題   競馬

  1. 1. サラブレッドの呼吸器
  2. 2. 日本競馬界のドーピング事情
  3. 3. 転載

去年の話ですが、全く興味が無かったので今朝調べて失格の詳細を知りました。関係者が言うにはディープインパクトが使用した薬物は呼吸器の治療薬だったそうです。治療がドーピングと呼べるのかといった議論がネット上で今も続いていますが、当然、紛れもなくドーピングです。

1. サラブレッドの呼吸器

サラブレッドはスタート直後からしばらくは加速のため無呼吸。流れに乗ってからは1完歩につき1呼吸。これがゴールまで続きます。人間も400mダッシュすると息が上がるように、サラブレッドも酸素が不足した馬から順に脱落します。酸素量に限ればハロン13秒が最も楽なラップと言われています。詳細は述べませんが、サラブレッドの呼吸器系の善し悪しを外観から知ることは可能です。それが紛れもなくセリ市における評価基準の一つになっています。もしも呼吸器系の欠陥をクスリで補うことが許されたならば、レースはサラブレッドの能力を正しく反映しません。

これは私がディープインパクトを嫌いだからと、意地悪で言ってるんじゃありませんよ( ´ ー ` ) だいたい嫌いじゃないし、馬を嫌いになる理由は特にない。レースや馬券が面白くないと言ってるだけで、ディープインパクトが出走するレースに限り三連系を廃止して4連単・4連複を売ってくれたり、ディープインパクトの2着馬に適切な種牡馬価値が与えられるなら基本的には問題ありません。

呼吸器・心臓・筋肉・骨格の内、最も不要な要素は筋肉です。筋肉は骨格のバランス以上に付けても逆効果になります。また筋肉を付けて重くなれば、同じ運動に必要なエネルギーや酸素の消費量が大きくなります。これが

どんなに鍛えても駄馬は駄馬

という点に結びついています。ある筋肉が不足していると不利な条件は存在しますが、条件は後から選べるので、他の三つに比べれば筋肉のプライオリティは低くなります。つまり筋力系のドーピングよりも、呼吸器系のドーピングの方が遙かに効果的であり、だからこそ当然NGだということです。

2. 日本競馬界のドーピング事情

専門用語でカマしと言います。用法は「餅米カマした」とかそんな感じで。宅の祖父が馬主だったことは隠す必要も無いので何度か紹介していますが、その当時からドーピングはフツーにありました。無かったとは言わせねえぞヽ( ´ ー ` )ノ わざわざ訊いてないけど今もあるだろうヽ( ´ ー ` )ノ おそらく最も多用される場面がダービーです。ダービーのパドックで気の抜けたような馬なんて一頭もいないでしょ。みんな気合いが乗っているし、乗りすぎて発汗が目立つ馬が多い。目つきも違う。それを評して

「さすが選ばれた優駿18頭」

と言うんだけど、3歳春のサラブレッドはまだ子供だからね。思春期と云うかな。日本ダービーに関しては例年2つ勝って抽選通れば出られるので、それほど厳選されたわけでもない。ちなみにダービーを3歳5〜6月に開催する主な理由は人間様の経済です。ある種牡馬の仔がダービーないしオークス勝ったことを確認した後に、その年の交配が間に合うわけですね。

以下は私の想像ですよ。ほんとに誰からも何も聞いてないけど、ダービーのダイワメジャーはおかしかった気が私はしますね。たまたまかもしれないけどね。少し前まではパドックで花壇の花食って寝てた馬が気合いも乗っていたし、レースでは少しペースが上がったところで勢い余って単独先頭に躍り出る大暴走。あれはちょっと何かの事情で神経が過敏になっていたように見えた。

そんな感じでドーピングは今でもある筈なので、ディープインパクトだけが悪いと言うつもりはありません。でも治療薬はいくらなんでも詭弁ですよ( ´ ー ` )y-~ 池江先生ほどの方が呼吸器の重要性を御存知ない筈がないわけでね。こんな確信的な詭弁を真に受けて議論してる素人の皆さんも結構面白い。野球で言ったらピッチャーゴロ打ってちんたら走る状態に近い。完全にアウトなので、あわよくばセーフになろうという気持ちすら起こらない。

3. 転載

凱旋門賞G1で3歳入着のディープインパクトはドーピングで失格。ディープインパクトは凱旋門賞G1でレイルリンク(3歳)、プライド(5歳牝馬)に続いて3着で入着。決勝点直前で力つき3着、好戦であった。NHKが全国に生中継した映像を深夜に見ることができた。

後日、ディープインパクトの検体から禁止薬物が検され失格となった。ギャロは、3着賞金の返還、トレーナーの池江泰郎師は2万ユーロのペナルティと言う処分が決まった(通常なら調教停止〜ヶ月)。同師は「日本で認められている薬品だ」と平然として記者会見に現れた。何のエクスキューズもなかった。ドーピングはトレーナーの責任ではないか。懺悔すべきだ。

週刊誌で知ったが、気管を広げる薬品でベンチプロミントという。なぜに国際基準と日本の基準に違いがあるのか。ステロイド性があり使用は禁止されている薬剤である。日本では何故許されたか?である。日本にはサンデーサイレンスという種牡馬がいる。同馬の体質は気管が細く十分に吸入が出来ない産駒が多い。最後の直線で右に左によれる原因とされ、酸欠の状態になりやすい。それにより苦しくなってよれる。

同馬がケンタッキーダービーに勝利したときのDVDの映像でもはっきりと左に大きくよれていた。年度代表馬に輝き栄光の戦歴をもってシンジケートする段取りとなった。しかし関係者の予算は崩れ去った。会員が集まらず社台に売却された。米国のホースマンが嫌った理由があった。

1)気管の細さは遺伝する。
2)血統が3流で商品価値の点で劣る。

と判断された。小生の親しいブリーダーがそのエピソードを語っていた。その点は確実に産駒に遺伝された。初年度産駒タヤスツヨシ(ダービーG1)、ジェニュインなどは右に左にと往復でよれていた。また、ゼン鳴症を発症する産駒が多く、引退の要因となった馬も多い。そのDNAは殆んどの産駒に遺伝され、競争馬としては何かの薬剤に頼らざるをえなかった。その薬剤がベンテプロミンである。JRAはサンデーサイレンスという1種牡馬のために認めざるをえなかった。それが本音ではないか。最近ではハーツクライ、ダイワメジャーといったG1ウィナーもゼン鳴症の患者である。
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BlogMode speed member / 2008.01.26 09:59

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