x.x.x.x

| HOME | FrontPage | 記事編集 | RSS |

正しいパドック解説   競馬

  1. 1. パドックの見方
  2. 1-1. 小さい馬
  3. 1-2. 大きい馬
  4. 1-3. 筋肉の付き具合
  5. 2. 余談

ウマは放牧中と馬房内にある時とを問わず、普通の状態では耳を直立させるか、やや外側に傾けて、あらゆる方向からの物音にまんべんなく注意を払っている。そして、何か音を聞くと、耳を各方向にしきりに動かし、その音の発生源とその正体を突き止めようとする。それに成功すると、耳をピンと立て、しばらくそのまま緊張状態を保つ。逆に緊張の糸が切れ、疲れているか休息している時は、耳を横に倒している。それが進んで眠くなったり、立ったまま眠ってしまった時は、耳は横にダラリと垂れ下がる。放牧中や馬房内で、これに近い状態になっているウマもたまに見かけるが、「豚耳」と称してあまり歓迎されない。

耳をやや後方に倒しているのは、恭順を示す動作だと言われる。だから馬車を引いている時や、人に騎乗されている時に多く見られる。恭順が恐怖に進むと、耳をさらに後方に倒すが、恐怖が一転して攻撃的な行動に転ずると、正面から耳が見えなくなるくらいピッタリと後ろに倒す。

尾も、ボディランゲージの一手段として使われる。たとえば、生まれて間もない子ウマが放牧場で遊びに夢中になっている際、しばしば尾をピクリと持ち上げる。これは気分が高揚していることを示す信号だとか、また遊びの相手に何らかの情報を提供しているのだとする説がある。気力を喪失して元気がない時には尾をダラリと垂らしているし、逆に気力が充実している時には、しばしば尾を高く上げる。さらに不機嫌になったり、相手を威嚇する時には、尾を前後左右に頻繁に振る。(馬、この愛すべき動物の全て/原田俊治)

「ブタもよく耳を動かす動物だが、ブタ自身の感情があまり興味の対象にならないことから、結局、観察者の関心を集めないのである」などと解説されている良著。ブタさんは優しくて綺麗好きなんだけど、まぁ誰も興味ないよね。ただ「カルビ」「ロース」などとほざきながら肉を食らうのみ。

1. パドックの見方

昨年の3歳牝馬路線は馬柱を見ただけで非常に堅いとわかる、馬券的には全く面白味のない路線でした。そういうわけで私このあいだの有馬記念で初めてダイワスカーレットを拝見いたしまして、開始0.5秒で目が点になりました。このクラスの馬が居たならもっと早く教えてくれと。写真で見てもソコソコ良い馬だけど、本当のところは動かさないと分からない。過去の名馬を引き合いに出して「○○より強い」は好んで使いません(立証できない上にリスクも負わず言いたい放題)が、私が受けた感覚は、写真のダイワスカーレットはG1を一つ勝てるかどうか。動画のダイワスカーレットはディープインパクトより強い。ああいう馬が居るからパドックを見なきゃダメだし、ダイワスカーレットこそパドックのお手本です。

第一に後肢の踏み込みが強すぎる。あれほど踏み込みが強い馬を他にトウカイテイオーしか知りません。後肢をひときわ高く上げ、繋ぎが折れるんじゃないかというくらい、地面に突き刺す勢いで叩きつける。また気持ちもレースに前向きで、パドックを周回中ずっと尾を上げている。少なくとも有馬記念時はそうだった。パドックで見るべきものは一に踏み込み、二に発汗、三に、四に、五に気合い乗りかな。特に踏み込みの強さはピッチャーで言うところのインナーマッスルに関わる部分であろうから、写真で良く見えても踏み込みが非力だったり、逆に写真では並みの馬でも踏み込みが強烈だった時は、パドック次第で買い目を変える必要がある。理由は簡潔に後述ヽ( ´ ー ` )ノ 下級条件でもだいたい踏み込みの最も強い馬が勝ち負けをする。ことが多い。

1-1. 小さい馬

よく言われるのが「ディープインパクトは数字ほど小さく見えない」ということです。先日京都牝馬ステークスで3着した桜花賞馬キストゥヘヴンも426キロしかありません。パドックで小さく見えるかどうかの視覚的な問題は体高(脚の長さ)により、実際に体重が重いかどうかは体格(胴の太さや長さ)によります。たとえば体高が高く、胴詰まりで、華奢に見える馬は、見た目より実体重が軽くなります。このような体型は芝のマイル以上の差し追い込みに向きます。マイルで区切るのはマイルを境にレースのラップ傾向(前半が速いor後半が速い)が逆転するからです。したがって、体重が軽い馬でもパドックで小さく見えず、またコースが芝のマイル以上であれば、ほとんど気にする必要はありません。逆に体重通り小さく見えたのなら、コースがダート短距離でもない限り、出来れば一円も買いたくないタイプです。

1-2. 大きい馬

体重が重く、実際に大きく見える馬も良くないと古くから言い伝えられています。これは種本来の形相というか、たとえば脚が異様に長い馬、胴が異様に長い馬などは、それでバランスを維持するための骨格や、脚の長さに相応な完歩を取るための筋力が備わっていなければかえってマイナスになるわけだけど、サラブレッドという種がそれに対応しきれない。つまりcore2duoに下駄を履かせて、Pentium2しか載らないマザーボードにむりやり載せた状態。でも見た目に大きく見えなければ、完歩はさほど変わらない筈なので、特に気にする必要はない。

1-3. 筋肉の付き具合

外見から筋肉を語る奴は一人残らずインチキである( ´ ー ` )y-~

そもそも競走馬の体は脂肪が少なく、筋肉の比率が圧倒的に多い。そうした体に付いた20キロの脂肪は、筋肉の小さな隙間に付いた微かな脂肪であり、脂肪太りの人間のそれのようにはっきりと脂肪には見えない。したがって素人から見ると脂肪の付いた筋肉は逞しいそれのように見える。(血とコンプレックス/中島国治)

しかしこれ以上は教えないヽ( ´ ー ` )ノ

2. 余談

ウマはウシやブタなどの家畜と比べて、もともと人なつこい動物である。放牧中のウマに声をかけながら近付くと、ほとんどのウマは柵のそばまで寄ってくる。中には顔をすりつけて親愛を情を表そうとするくらい社交性に富んだものもいる。

それで思い出したが、九州の某所で、食肉として中国から輸入されたウマが数十頭、狭い場所に放牧されているのを見たことがある。その時、引き抜いた牧草を手にして近付いていって声をかけたのだが、まるで申し合わせでもしてあったかのように、そばまで寄ってくるものは一頭もいなかった。いつまでも無表情のままじっとしており、とうとうこちらの方が根負けしてしまった。(馬、この愛すべき動物の全て/原田俊治)

(T_T)

BlogMode speed member / 2008.02.05 11:11

These pages are designed for NN7 & IE6.
BBSWiki ver.1.50 Final blogmode.
Copyleft (!C) 2005-2007 SUICIDE BLONDE JP.
All Lefts Reserved.

Valid XHTML 1.0 Strict Valid CSS!